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アプリケーションノート1894

16QAMを用いた2.3GHzにおけるMAX2363トランスミッタICの性能

要約:MAX2363評価ボードを2.3GHzのWCSバンドにチューニングしています。VGC、ACPR、EVMについての性能(出力電力を含む)および指定のバイアス設定での最大出力電力を16-QAM変調で測定しました。

追加情報 MAX2363は、1.95GHzの広帯域符号分割多元接続(WCDMA)アプリケーション用に設計されたものです。MAX2363はWCDMAバンドで優れた性能を発揮します。16QAM (直交振幅変調)を用いた2.3GHzでのWCSバンドに多くの関心が集まっています。出力ポートのマッチングを若干調整することによって、MAX2363は2.3GHzで非常に優れた性能結果を達成し、WCSの要件をサポートすることができます。

MAX2361/63には、出力ポート用に広帯域の内部マッチングが搭載されています。必要とされるものはプルアップインダクタとDCブロッキングコンデンサのみです。2.3GHzにおいて、出力電力を最適化するため、プルアップインダクタ値を15nHから11nHに変更しています。

PCSのNCDMA (狭帯域CDMA)アプリケーションでは220.38MHzが一般的であるため、これらの測定では220.38MHzが中間周波数(IF)になります(フィルタはすでに存在し、サンプルがベンダー数社によって提供されています)。220.38MHz NCDMA IFフィルタは、ブロードバンドのノイズをフィルタリングするため、モジュレータ出力とアップコンバートミキサ入力間で使用しました。16QAMベースバンドI/Q信号は、500kspsのシンボルレートでMAX2363に挿入しました。チャネル間隔は625kHzです。

2.3GHzバンドにおけるMAX2363の測定データを以下に示します。

Pout対VGC

テスト条件
Vcc = 3.0V
Rbias = 10k
IF = 220.38
LO = 2094.62MHz
RF = 2315MHz
IF DAC = 110
Pout対VGCの測定データを表1に示します。

表1. Pout対VGCの測定値
VGC(V)
Pout(dBm)
ACPR1(dBc)
ACPR2(dBc)
Icc(mA)
0.5
-82.0
N/A
N/A
66
1.0
-60.5
N/A
N/A
66
1.5
-31.6
-55.3
-72
67
2.0
-7.0
-58
-78.8
73
2.1
-2.3
-60.5
-79.5
89
2.2
+2.4
-61.2
-83.5
104
2.3
+4.5
-60.3
-83.3
115
2.4
+5.3
-59.5
-82.8
120

標準的なACPRのグラフ

隣接チャネル電力比(ACPR)の測定では、周波数オフセットはACPR1とACPR2について、それぞれ625kHzと1.3MHzであり、測定帯域幅は30kHzです。2.31535GHzにおけるMAX2363出力の標準的なACPRグラフを図1に示します。

図1. Pout = +5.3dBmにおけるACPR
図1. Pout = +5.3dBmにおけるACPR

EVMの測定値

RF出力におけるMAX2363のEVMは、HP89449を使用して測定しました。図2に標準的な測定値を示します。

図2. Pout = +5.3dBmにおけるMAX2363のEVM
図2. Pout = +5.3dBmにおけるMAX2363のEVM

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その他の情報  APP 1894: Jul 15, 2003
MAX2363 完全デュアルバンド直交トランスミッタ フルデータシート
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